【参加記】ICPC2023国内予選に参加しました

静岡大学からチーム rHAPsody (houren, Arumakan, piddy) として参加して、4完24位で予選通過しました。横浜で開催される Asia Regional へ進出します。

チーム名



コンテスト前日

チーム練習で国内予選2018のバチャをした。B問題でバグを埋め込んで破滅。
さすがにやべ~~~~本番で重実装出ませんように......とお祈りしながら就寝

コンテスト当日

老人なので早起きした。総菜パンをモソモソ食べ、一瞬だけ VALORANT をして(?)大学に行き、学食で昼飯を済ませ、本番使う予定の教室に入ってジャッジシステムの使い方を確認したり談笑したりしていた。
ライブラリは模擬国内のときに印刷したやつをそのまま持ってきたのと、ラッキーパンチに期待して extgcd の手書きメモを直前に作った。まあ使わなかったんですが

コンテスト開始

A 問題を Arumakan さんが担当。7分弱で難なく通る。
B 問題は俺。全探索ですね→実装が微妙に面倒そう→ vector::insert を使って雑に書いても計算量こわれないっぽいなと気付いて沼らせずに実装、AC ここまで21分
C 問題を houren さんが担当......の予定だったんですが、この時点でまだ C が解けていなくて、天才構築問題なのでやばいだろ という話になっていた。
houren さんが D 問題は xor 基底じゃないか? と言っていたので、とっかかりが生えたなら C 飛ばして D やってもいんじゃないすか?(xor 基底、俺の知らない典型......)と言って任せ、Arumakan さんと俺で C を考えることに
D で WA が出て「これちげえや」となり、俺は C の天才構築を解けた気がするので、2人に説明して確認を求める。合ってそう 1234... じゃない一般のケースでも本当に大丈夫? 出力を validate するプログラムを書けば......という感じで、houren さんに実装をお願いする。
Arumakan さんと俺で D を読む。無理→ E のほうが簡単だったりしませんか?→もっと無理でした
そうこうしているうちに C が通る。ここまで67分ぐらい
3人で D を考える。自明な解(n=7, oxoxxoxo なら {2, 3, 2})からよい感じにペアを作って足すのを繰り返したいなという気持ちになっていたら、houren さんが「1, 2, 4, 8, ... から適当に選べばどんな数字も作れるので答えの上界はかなり小さくて~」ということに気付き、そのまま実装までやっつけてしまった。
計算量が 3e9 とか結構デカいオーダーになるんですが、手元実行なのでたぶん200秒ぐらい待てばよくて、無事 AC (104分ぐらい)
残り時間は E 問題にかじりつきながら椅子を温める会をしていました。

感想

チーム戦、楽しい!! 天才構築も(解ければ)楽しいです
大学中退の関係で ICPC の参加資格があるのは今年が最後なんですが、弊学で恐らく一番強い2人とチームを組ませて頂いたのに加えて、初の予選通過で既にクソデカ余韻に浸っています。Asia Regional も頑張ります


前の大学の元チームメイトも予選通過したっぽい。おめでとう
横浜で俺と握手!